召使いの超えられない壁
こんにちは、王子の召使い兼お父さん兼骨折人間です。
骨折をしてしまい自宅療養が続く中で気持ちを折ることなく、
これは育児が出来るチャンスなんだと捉えて日々育児を楽しんできました。
毎日がトライ&エラーの繰り返しで育児に対する大変さの考え方、捉え方が
仕事をしていた時とガラっと変わりました。
仕事をしている時は、仕事中でも嫁さんからくるLINEで大変だな~とか、
夜ご飯中の今日の王子の出来事を聞いたり、
土日の休みの日は一緒に育児をしながら大変さをわかってたつもりでした。
嫁さんもその頃はこれが全てじゃないよと思ってたでしょう。
それが今実際に育児をしていると
本当に壮絶な毎日を過ごしていたんだなとようやく理解しました。
(これでもまだ理解してないかもですが…。)
仕事をしていた時は、家に帰ってきて家事が出来てなくても
土日にやればいいやと思いつつ、なんで家事出来ないんだろうと不思議に思う時もありました。そんなに時間を費やすわけでもないから育児の合間にやれるんじゃないのかな?と思ってましたが、実際家事なんてやってる余裕がないですね(^^;
自分の昼ご飯ですら諦めたくなるほどです。
ミルクをあげて泣き止んで寝たとしても数分後にはまた泣き出すし
おむつを替えてもミルクをあげてもひたすら泣いてるし…。
精神的におかしくなりそうです(^^;
それを毎日試行錯誤しながら育児をしている嫁さんに改めてすごいなと感じました。
今日はお昼寝の時間になかなか泣き止まなくて
おむつを替えても泣くし、嫁さんが寝かせるときによくやっている添い寝を
真似してみてもひたすら泣くし、ミルクをあげようにも飲まないし泣くしで
何をやってもダメでかれこれ30分くらい格闘してました。
嫁さんは朝から頭痛が酷くて、ひと眠りしてたので
嫁さんには回復してほしいから頼らずに、しかも王子は泣いて叫んでるから起こさないように…と思って頑張っていたのですが全然泣き止まず次第に声は大きく・・・💦
結局嫁さんが起きてきて、抱いてくれたら泣き止むという…。
その時、「これが『超えられない壁』なのか」と口から出てしまいました。
前からもこういうことは多々あって
僕があやしてても泣き止まず、嫁さんが抱きかかえるとピタリと泣き止んで
笑顔を見せてくれたり。
嫁さんが抱いてるときはやけに笑顔が多かったり…。
逆の時もありましたが、今日の出来事で我慢してた何かがプチンと切れてしまって
嫁さんと王子の前で泣きました←
泣きながら嫁さんに、育児の大変さをお互い話し合いました。
僕が数週間だけの育児で疲れ切っていたのに、嫁さんはそれ以上の苦労と試行錯誤を繰り返していて本当に頭上がらないと思いました。
嫁さんは、この一番大変な時期に一緒に育児をして共感出来るのはすごく嬉しいと
言ってくれました。たいていの旦那さんは育児が落ち着いた2~3歳になってから育児に励んでオレイクメン!とか言い出すけど本当にツラい時期を知っていないから
そんなんで育児やってるとか言われてもすごいねとはならないと言っていました。
イクメンて言葉は自分の中ですごく嫌いで、
自分の子を育てていて何がイクメンなんだろうって。
自分の子どもを嫁さんと二人で育てるって当たり前のことやん。それを何がイクメン目指しますとか言ってんだろうと。
まぁ、目指すベクトルは違えどゴールが同じなら、、、と考えてます。
最終的に数分でも
王子が笑ってくれれば苦悩が少し晴れる、そんな気がします。
なので本当は『超えられない壁』なんて無いんでしょうね。
嫁さんと一緒に育児が出来る今の時間を大切にしながら…。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。